頚椎症症例10 60代男性 緊張すると右首から腕全体が痛い(首の痛み症例18)

施術前の状態

若い時から剣道をやっていて、首から腕にかけて痛くなることがあった。ここ3年ぐらいは痛くなかった。

今年は、いつもより痛みが厳しい。

1ヶ月ほど前から、右首・肩・肩甲骨・腕全体が痛い。特に夜痛みがひどく、眠れない。

また、緊張しているときひどい。MRIの順番を待っている時、初対面の人と会う時、運転するとき、これから何かをやらなければいけないという時・・・・

右に首を傾けても痛い。

枕を高くすると楽。お風呂に入ると楽。

MRI検査の結果は、軟骨がわずかに出ていて、それが神経に触っているという診断。痛み止め等の薬を飲んでいる。

施術とその後の経過

1回目 平成29年9月30日

施術:まず全身の歪みの調整。それから、肩・腕・首周辺の緊張を取り、血流を良くする。首の椎間板がつぶれているのが疑われるので、首の牽引。とくに右側を伸ばすように。

施術後:首に負担のかからない寝方起き方の指導。お風呂など日常生活の注意。

首の回復を促す、頸椎枕をレンタル。

※歪みを直すことの意味

2回目 10月3日

施術前の問診で:よく眠れた。痛みに関しては、まだそれほど効果を感じていない。

施術:前回と同じ。

3回目 10月7日

施術前の問診で:痛みがやわらいできた。継続して痛いということが無くなった。時々思い出したように痛くなる。

施術:前回と同じ。

5回目 10月15日

施術前の問診で:おととい、冬囲いをしたが痛くならなかった。車の運転をするといつもではないが痛くなる。特に風が当たると痛くなる。

施術:前回と同じ。

6回目 10月21日

施術前の問診で:車を運転しても痛くない。

6回で終了。頸椎枕をやると、ぐっすり眠れるので、マザーキャットカバー付き頸椎枕を購入。

考察

若いときから、同じような症状があったそうだ。

最近ひどくなり、病院で処方された薬を飲んでいたが、副作用と思われる症状にも苦しんできた。

緊張した時も痛いというのがこの方の特徴。精神的な緊張により、筋肉も緊張し、痛みにつながると思われる。

あまり間隔をあけず定期的に通院したことと、頸椎枕の使用、お風呂等の生活を気を付けたことで、順調に回復した。

※効果には個人差があります

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