肉離れ症例6 中3男子 陸上幅跳び お尻と膝が痛い(膝痛症例26)

施術前の状態

平成30年4月(中3の4月)中頃、陸上の練習で、お尻が痛くなった。整骨院で肉離れの直前と言われた。

5月末、お尻の痛みがだいぶ和らいで走り始めたら、今度は左膝が痛くなった。

走っていると痛くなる。立位で膝をゆっくり曲げていくと痛い。圧痛がある。今、幅跳びの練習ができない状態。

来院が6月3日、総体が6月17日なので、それまでなんとか直したい。

1回目 平成30年6月3日

施術:まず、全身の歪みの調整。そして、肉離れを起こした臀部や脚特に左膝周辺の筋肉の疲労・癒着を取る。

膝は、自然形体療法の膝施術の方法で、疲労や関節のずれを取っていく。

施術後:治療室の外の道路を走ってもらうと、ゆっくりなら痛く無い。

3回目 6月10日

施術前:幅跳びができるくらいには回復。

4回目 6月16日(本番の前日)

施術前:幅跳びの助走は、100%まであと一息くらいまで、走れた。膝は痛くない。

お尻の方が痛い。お尻を伸ばすストレッチで痛い。

施術:お尻の癒着をマザーキャットという独自の道具を用いて、丁寧に取った。

施術後:お尻を伸ばすストレッチで痛くない。前屈で痛く無い。左脚を振り上げても痛く無い。

考察

冬場のトレーニングで、疲労がたまっていたところに、大会前でハードな練習をしたため、肉離れ(の直前)を起こしたものと考えられる。さらに、お尻をかばい、膝まで痛くなってしまった。

施術が功を奏し、大会に何とか間に合い、大会では思いっきり飛ぶことができた、とあとでお母さんから聞いた。

※施術の効果・効能には個人差があります。

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