頚椎症症例7 40代女性 肩こり、指の細かい作業がつらい(肩こり症例8、力が入らない症例2)

施術前の状態

1年くらい前から、首・肩・腕がつらい。

両手、特に右手の肘から下が、薄皮が1枚かぶっているような感覚。

2年くらい前から、指が動かしにくい。細かい動きがしにくい。字を書くのもつらい。裁縫とか紙粘土細工とか、できるけどつらい。細かい微調整がやりづらい。洗濯ばさみをはさむのが大変。

施術とその後の経過

1回目 平成30年8月27日

施術:まず、全身の歪みの調整。

次に、手の指が動かしにくいのは、頚椎の椎間板がつぶれていて、神経を圧迫しているのが原因と思われるので、首の緊張を取り、頚椎の牽引を行った。

その後、腰、胸、背中、肩、腕の緊張を取る。

普段の疲労のせいで、頚椎椎間板の回復ができず、このような症状が出ていると思われるので、全身の疲労を取ることも、とても重要。

最後にもう一度、頚椎の牽引。

施術後:日常の注意等を説明。首の緊張が取れるマザーキャット頚椎枕を1ヶ月レンタル。

3回目 9月11日

施術前の状態:肩こりがすごく良くなった。

施術:1回目とほぼ同じ。

施術後:編み物も家事も、細かい仕事があまり気にならず、できるようになった。

4回目 翌年1月18日

身体全体がだいぶ調子良くなった。腕や指がつらくなくなった。

考察

頚椎の椎間板のつぶれが神経を圧迫し、痛みや痺れではなく、感覚の異常や、軽い麻痺として現れたのだと思われる。

3回の施術で、肩こりがだいぶ良くなり、軽い麻痺(細かい作業がつらい、動かしにくい)もそれほど気にならなくなった。

短期間ではあったが、首の筋肉の緊張が取れ、頚椎枕の効果もあり、椎間板が回復してきたと考えられる。

※施術の効果・効能には個人差があります。

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