筋肉の話4 筋肉はなぜ衰える

筋肉はなぜ衰えるのか
もともと人間の身体は、筋肉を増やしたがらない。けど、脂肪は増やしたい、という性質があります。

なぜかというと、筋肉は存在しているだけでエネルギーを消費するのに対して、脂肪を蓄えることは、生存に必要だからです。
現代のような豊食の時代とは違い、いつ食べ物にありつけるかわからない時代を何十万年も生きてきた人間にとって、脂肪を蓄えることは必須のことなのです。

で、筋肉の話に戻りますが、筋肉は毎日合成と分解を続けています。

古くなった筋肉は排出し、新しい筋肉をつくっています。

筋肉を使わないでいると、この筋肉はもう使わないんだな、と身体が思って、分解だけが進み、合成しなくなる。

だから、筋肉が減っていくんです。

使わない筋肉は、エネルギーを消費するだけで、生存には不利になる、だから、減るんですね。

筋肉は、存在するだけでエネルギーを消費するので、筋肉がたくさんある人は、それだけで、1日の消費エネルギーが増すのです。

ダイエットしたい人は、筋肉を増やすことが大切です。

筋肉を増やすには、上記の反対で、ちょっときつい運動をやって、筋肉が必要なんだな、と身体に思わせることです。

何歳になっても、運動すれば、筋肉は増えます。

三浦雄一郎さんがエベレスト登頂に成功しました。

20キロのリュックをしょって、重い靴に足首にもおもりをつけて、毎日トレーニングしてました。

若いころより筋肉量が減っているのに、食べる量が同じ、と言う人は、太りますよ!

ちなみに、全く筋肉を動かさないと、(たとえば骨折してギプスをはめたり、無重力で筋力を使わなくてもいい状態)1日に1%、筋肉が減るそうです。

それに、恐ろしい話をひとつ。

寝たきりの老人の筋力低下について
安静臥床による、筋力低下(厚生労働省調べ)。

★ 1週間寝たきり→筋力20%低下

★ 2週間寝たきり→筋力36%低下

★ 3週間寝たきり→筋力68%低下

★ 4週間寝たきり→筋力88%低下

★ 5週間寝たきり→筋力96%低下

こんなに筋力が低下するんです。

筋肉の量と筋力とは違いますけど、でも、恐ろしい数字です。

家庭に居るとある程度動くのに、入院するとほどんと寝たきりになるから、退院後歩けなくなった、という悲しい話をよく聞きます。

みなさん、運動しましょう!!!

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