坐骨神経痛 症例1 70代男性 左腰から脚全体が痛い

施術前の症状

平成30年8月2日の午後から、腰から下左側の違和感

8月4日 整形外科を受診。 お尻に痛み止めの注射。

8月10日 痛みが増し、ブロック注射。痛みは、和らいだ。

8月12日 まだ苦しいので、友人に紹介され、来院。

痛みの部位

痛みある部分、苦しい部分は、左腰・左脚全体の特に前側と内側。左鼠径部の中心に近い方と膝の下が特に重苦しい。

どんな時苦しいか

・長くすわっていると苦しい

・立っていると楽

・立って腰を伸ばしていると楽

・食事は立って食べた方が楽

・朝がひどい。ベッドから起き上がるのが大変

1回目 平成30年8月12日

原因の考察:すわっていると苦しく、立っていると楽。という症状から、この痛みの原因がふたつ考えられる。

(1)腰椎の椎間板の前側がつぶれているため、座った状態だと、ますますつぶれて、神経に触って痛い

(2)鼠径部のあたりの筋肉が緊張して、縮んで痛い。座っている状態だと、ますます縮んで痛みが増す。立つと,筋肉が伸ばされて楽。

これまでの経験上、(2)の方が原因ではないか、と思われた。そこで、(2)を解決するために、鼠径部の緊張を取る手法と、(1)と(2)の両方に効く手法を行った。

 

施術:具体的には、まず、全身の歪みの調整。片側に症状が出ているというのは、歪みが大きく関係している。

そして、下肢後方牽引。これは、身体の前側の緊張を取り腰椎の椎間板の前側も伸ばす手法。これを数回行う。

次に、鼠径部の緊張をマザーキャットという施術道具を用いて取る。

左脚全体、左腰部、臀部、股関節周辺の緊張も取る。

施術後の指導:日常のアドバイス。鼠径部の緊張は、じっとしているとひどくなるので、こまめに身体を動かすように、お風呂の入り方等。簡単な自己療法(健康ゆすり)

8月14日 整形外科にて、MRI検査。椎間板ヘルニアによる神経痛との診断。1~2ヶ月かかる、痛みが取れなければ手術、と言われた。

2回目 8月21日

施術前の状態だいぶ良くなった。膝と股関節がちょっと痛いぐらいで、普通に歩ける。長く座っていても、だいぶいい。朝も普通に起きれる。

健康ゆすりや身体を動かすと楽になった。

施術:前回とほぼ同じ。プラス 全身の疲労を取る。

2回で終了。

考察

原因は、やはり、鼠径部の緊張だったと思われる。おそらく、日常で長時間すわっていることが多く、鼠径部が縮み緊張が起こったのであろう。

日常、適度に身体を動かすことはとても大切。

 

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