頚椎症 症例1 60代男性 左首から手までの痛み・痺れ(首の痛み症例14、手のしびれ症例3)

施術前の状態

平成27年4月10日に、そんきょの姿勢をしていた時、犬にびっくりして、後にひっくり返った。そのときから、首全体がヒンヤリした感じ。
その1週間後ぐらいから、左の首から腕にかけて、痺れるようになり、だんだんひどくなってきた。
午後から夕方になると、痛みが増す。

整形外科では、頚椎捻挫(むち打ち症)と言われた。

昨日(平成27年5月9日)、登山し、4時間半ぐらい歩いた。
登山から帰ってきたら、首筋から左腕の痛みがひどくなった。寝ても楽にならない。
鎮痛剤を飲んだら、痛みが幾分引いた。

施術前、座位(座った状態)でも、痛みがある。

施術とその後の経過

1回目 平成27年5月10日

施術:まず、全身の歪みの調整と疲労を取る。

肩・首の筋肉が緊張していると思われるので、特に肩・首を丁寧に筋肉の緊張を取っていく。

自然形体療法では、優しくさわっていくと、筋肉の緊張が取れる。
最後に首の牽引。

施術後:首に負担のかからない寝方、起き方を指導。
首の疲労を取り、頚椎を牽引するマザーキャット頚椎枕をレンタルし、家庭で使ってもらう。

2回目 5月12日

施術:1回目と同じ。

施術後:2回の施術で、だいぶ良くなった。

3回目 5月16日

だいぶ良くなったので、これで終了。

考察

犬にびっくりして、そんきょの姿勢から後にひっくり返ったとき、首に思いっきり力が入り、その緊張が抜けなくなってしまったと考えられる。

転倒することは、打撲や骨折以外にこのような身体の緊張を生むので、注意が必要だ。

また、転倒でなくても、強く揉むという行為が、緊張をうむこともあるので要注意。

1回目 5月10日、2回目5月12日 と、間を開けずに施術を受けたことも、早期回復につながったと思われる。

首の緊張を取り、頚椎を牽引することで、症状がだんだん消えていった。

マザーキャット頚椎枕を使用することでも、回復のスピードがアップしたと思う。

また、この枕をやったら、いびきをしなくなったそうだ。
(奥さんに言われた)
頚椎枕をすることで、気道が広がり、楽に呼吸ができるようになり、いびきをしなくなったのでしょう。

※効果・効能には、個人差があります。

頚椎症・頚椎ヘルニアについて詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

コスモス自然形体院