腰痛・坐骨神経痛症例57 50代男性 痛くて腰を曲げて歩いている

施術前の状態

50代男性 会社員

4月ごろ(5ヶ月前)から、腰の痛みとしびれが発生。

7月に病院の検査で、背骨がずれたことによるヘルニアと診断。

8月14日に力仕事をやったら、立っていられないほどの痛みが出て、早退。

その後、ずっと痛みがひかず、仕事を休んでいる。

左大腿外側・ひだりふくらはぎ外側 の 痛み・しびれ。

立つとすぐに痛くなる。歩くのも痛い。

腰を曲げて歩くとす少し楽。

座っていても、腰を曲げていた方が楽。(立位よりは座位が楽)

 

朝晩、痛み止めの座薬。

月曜から金曜まで、病院で腰の牽引をやっているが、それほど変わらない。

紹介で来院。

施術とその後の経過

1回目 令和2年 9月1日

施術:うつぶせになれないようなので、仰臥位で施術開始。腰背部・股関節周辺の緊張を取ることと椎間板の牽引を交互に数回繰り返す。

途中で、左肩・左手指のしびれを訴えたので、もしかしたら頸椎(首)の椎間板もつぶれているのかもと思い頸椎枕をやってもらったら、しびれが消失。腰椎だけでなく頸椎もつぶれているようだ。

肩首の緊張を取り、頸椎の牽引の手法も行う。

 

どの姿勢でも痛みが抜けないせいか、表情が硬く全身に力が入っている。呼吸も速い。

施術後:お風呂にゆっくりはいること・睡眠をしっかり取ることを指導。

 

その後、痛みの軽減はなかったが、2回目の施術中に腰の筋肉が柔らかくなっていることを感じる。

5回目 9月11日

ずっと痛みの変化がなかったが、5回目にしてやっと改善のきざし。(正確には、4回目の施術後から)

施術前のカウセリング:一時的に身体を伸ばして歩けるようになった。

施術:座位で背骨の歪みの調整をしてから、仰臥位での手法。1回目と同じ。

施術中に感じたこと

・表情が柔らかくなっている

・呼吸がゆっくりになった

・膝立の脚の捻転で、力がぬけてきた

・腰背部の筋肉が施術で柔らかくなるのがわかる

 

痛みの変化としては少しだが、身体全体でみるとかなり緊張が取れてきていることを感じた。

7回目 9月19日

6回目7回目と歩くのがだいぶまっすぐになった。座る姿勢もまっすぐ座っている。

施術前のカウセリング:痛みはまだあるが我慢できる程度、だいぶ楽になった。

施術:これまでと同じ。

もう少し施術を続けた方が良いが、もう仕事に復帰するとのことで、次回の予約は取らず。

仕事の復帰はまだちょっと無理と感じるが、やむを得ない。また悪化する可能性がある。くれぐれも無理をしないように伝えた。

考察

かなり痛そうで、腰を曲げて歩いているし、治療院の玄関に来た姿も腰をかがめ、座っている姿勢もまっすぐになれない。

うつぶせも側臥位も無理のようなので、座位と仰臥位での施術を行った。

よほど痛みがあるらしく、表情は険しく呼吸も速い。身体に力が入っている。

変化が出始めるまで4回かかった。

5回目の施術の時に、痛みの変化はわずかだったが、表情が和らぎ呼吸がゆっくりになり、腰背部の筋肉が明らかに柔らかくなったのを感じたので、この人は改善する、と確信。

7回目の施術の時にはだいぶ良くなったとの言葉が出た。

 

まだ改善の途中なので、もう少し施術を続ける必要があるが、仕事に復帰するから、と次回の予約は無し。

また悪化してくることがないように祈る。

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腰椎椎間板ヘルニア

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