筋肉の話1 筋肉疲労とストレッチ

筋肉疲労とストレッチ
筋肉は、運動すると、疲労物質を出します。

激しく運動するほど、疲労物質はたくさんでます。

その疲労物質は、いずれ血管に吸収されますが、

量が多いと吸収されず残ります。血流が悪くても、

血管に吸収されにくくなります。
疲労物質が残ることが積み重なると、

筋肉が固くなり血管を圧迫するので血流が悪くなります。

血流が悪くなると、血管から吸収されにくくなり、

ますます疲労物質がたまります。

肩こりで筋肉ががちがちに固くなるのは、

疲労物質がたまったのが、原因のひとつです。
ストレッチはこの疲労物質の吸収を早めます。

だから、運動後のストレッチは、重要なのです。

運動前であっても、疲労物質が残っていますから、

その疲労物質を絞り出して血管に吸収させてから

運動した方が、身体の動きが良くなります。
ぞうきんを絞ると、水がじゅわ~~っと出ますね。

自然形体療法の究極のストレッチは、ぞうきんを絞るように

ひねりを入れたストレッチなので、全身の疲労物質が

じゅわ~っと絞り出されるのです。

一般の直線的なストレッチとは効果が全然違います。
自然形体療法の基本的な考え方のひとつ

筋肉を伸ばすと、疲労がとれます。

ただし、痛く無いくらい、気持ち良い程度に伸ばす。

これが、大事です。

痛いのを我慢して伸ばすのは、危険です。

痛いのを我慢して無理に筋肉をのばすと、

筋肉が切れる恐れがあるので、脳はかえって危険を感じ、

筋肉は伸びるどころか、かえって縮んできます。

気持ち良い程度に伸ばすことが大事です。

コスモス自然形体院