「なかなか寝つけない」
「しっかり寝たはずなのに、疲れが取れない」
そんなお悩みはありませんか?
睡眠というと、
「何時に寝ればいい?」
「寝る前に何をしたらいい?」
と、夜のことばかり考えがちです。
でも実は、ぐっすり眠るための準備は、朝から始まっています。
今日は「睡眠と栄養」について考えてみましょう。
どんな時に眠くなるのでしょう?
私たちは、どんな時に眠くなるのでしょう?
大きく分けると、
① 夜になると眠くなる
② 暗くなると眠くなる
③ 疲れると眠くなる
この3つがあります。
私たちの体には体内時計があり、夜になると自然に眠る準備を始めます。
そして、光も大切です。
夜になっても、いつまでも部屋を明るくしていたり、スマートフォンなどの明るい光を浴び続けたりすると、眠りのリズムに影響します。
朝は明るく、夜は暗く。
とても単純なことですが、大切なんですね。
昼間は、適度に疲れましょう
そしてもう一つ。
疲れると眠くなる。
これも体に備わった仕組みです。
だから、昼間は適度に体も脳も使いましょう。
「運動しなくちゃ!」なんて難しく考えなくても大丈夫。
家事をする。
散歩する。
ラジオ体操をする。
買い物に行く。
畑や庭仕事をする。
友達とランチに出かける。
なんでもいいんです。
昼間は動いて、夜は休む。
適度な疲労は、とても大切です。
眠るためにも、栄養が必要です
そして、ここからが今日一番お伝えしたいことです。
よく眠るためには、栄養も必要なんですよ!
睡眠に関係するものの一つに、セロトニンとメラトニンがあります。
食事から摂る必須アミノ酸のトリプトファンは、体内でセロトニンやメラトニンにつながる材料になります。
大まかにいうと、
トリプトファン
↓
セロトニン
↓
メラトニン
という流れです。
メラトニンは、夜の眠りに関係するホルモンです。
そして朝の光は、体内時計を整える大切な合図になります。
だから私は、
朝起きたら、まずカーテンを開けましょう。
できれば外に出て、朝の光を浴びるのもいいですね。
特別な「睡眠食」を作らなくても大丈夫
「それじゃあ、何を食べたらいいの?」
と思いますよね。
でも、睡眠のために特別な料理を作らなくても大丈夫です。
いつものご飯に、
ごまをかける。
海苔で巻いて食べる。
時には雑穀ご飯にしてみる。
そして、私がいつもおすすめしている、
具だくさん味噌汁。
豆腐、わかめ、きのこ、野菜など、いろいろな食材を入れることができます。
一つの栄養素や食品だけにこだわらず、いろいろな食品を食べること。
私はいつもの、
「まごにはやさしいわ」
を意識しています。
トリプトファンだけではなく、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウム、鉄など、さまざまな栄養素を摂ることも大切です。
甘い物とお酒の摂りすぎにも注意
甘い物ばかり食べていると、普通の食事が十分に食べられず、食事全体のバランスが崩れてしまうことがあります。
また、お酒も飲みすぎないこと。
「お酒を飲むとよく眠れる」という方もいますが、寝つきがよくなったように感じても、飲みすぎは睡眠の質を悪くすることがあります。
何でも「ダメ!」ではなく、
摂りすぎていないかな?
と時々振り返ってみてください。
眠る準備は、朝から始まっています
ぐっすり眠りたいと思ったら、夜だけ頑張らなくてもいいんです。
朝起きて光を浴びる。
きちんと食べる。
昼間は体を動かす。
夜になったら、少しずつ明るさを落として体を休ませる。
そして眠る。
朝の光も、昼間の活動も、毎日の食事も、全部つながっています。
よく眠るためにも、ちゃんと食べる。
よく眠るためにも、昼間は動く。
全部完璧にやらなくても大丈夫。
今日できることを、一つから。
今より少し、体が喜ぶ生活へ。
次回は「夜中に何度も目が覚める人へ」
「夜中に何度も目が覚める」
「トイレに何回も起きる」
そんな方はいませんか?
次回の体が喜ぶ栄養教室⑩では、夜中に目が覚めることと、食事・むくみ・運動などとの関係について取り上げます。





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